【株価】テスラが時間外取引で10%強上昇、決算不振もテコ入れ策が評価される

テスラ(イメージ)
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24日の日経平均株価は前日比907円92銭高の3万8460円08銭と大幅続伸。米ハイテク株高を背景に、半導体関連株、輸出関連株が買われた。

23日のニューヨークダウは263ドル高の3万8503ドルと4日続伸。中東情勢に対する過度な警戒感が後退し、幅広い銘柄に値ごろ感からの買いが先行。米長期金利の上昇一服も支援材料となった。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は続伸。電気自動車(EV)のテスラは1.85%高。

テスラがこの日の取引終了後に発表した1~3月期決算は市場予想を下回り、およそ4年ぶりの減収減益となった。しかし、低価格な新製品の開発などのテコ入れ策を示したことで、時間外取引で通常取引終値から10%強上昇。日本市場の投資家心理の改善につながった。


《山口邦夫》

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