夜の東京・お台場にヤマハ車集結!オーナーに訊いた『MTシリーズ』の魅力はやっぱり…

The Dark side of Japan Night Meeting 2024
  • The Dark side of Japan Night Meeting 2024
  • The Dark side of Japan Night Meeting 2024
  • 新型『MT-09』
  • 新型『MT-09』の展示には長蛇の列
  • 最新の『MT-09』で来場するオーナーも
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夜の東京・お台場に、およそ500台ものバイクが集結した。ヤマハ発動機販売が5月11日、スポーツバイク『MTシリーズ』の世界観を体感できるイベントとして、初のナイトミーティング「The Dark side of Japan Night Meeting 2024」を開催したもの。MTシリーズのオーナーやヤマハファンたちが、CITY CIRCUIT TOKYO BAYに集い、ヤマハ愛を語り合った。

◆カートサーキットを埋め尽くすヤマハ車たち

The Dark side of Japan Night Meeting 2024The Dark side of Japan Night Meeting 2024

同ミーティングは、『MT-09』が2014年の発売から10周年を迎えたことを記念するもので、MTシリーズが世界的に展開しているコンセプト「The Dark side of Japan」の世界観を体感できるイベントとして開催。4月に発売したばかりの『MT-09』はもちろん、現行MTシリーズに見て触れることができるのが目玉だが、ヤマハ発動機販売は「イベント会場での楽しみに加え、会場への行き帰りの際には夜の湾岸道路を走ることにより、まさに“The Dark side of Japan”の世界をリアルに体感できる」とねらいを説明する。

MTシリーズは特に欧州で人気を博しているネイキッドタイプのスポーツバイク。現在日本には125ccの『MT-125』から、「MT-25」「MT-03」「MT-07」「MT-09」「MT-10」とさまざまな排気量帯でフルラインアップする。個性的なデザイン、“MT=Master of Torque”の名の通り力強いエンジンと、俊敏なハンドリング、シーンを選ばない取り回しの良さなどが特徴で、人気のポイントとなっている。

The Dark side of Japan Night Meeting 2024The Dark side of Japan Night Meeting 2024

日が落ち始めた18時、開場とともに続々とMTシリーズをはじめヤマハ車が雪崩れ込む。1時間と経たず、会場となったCITY CIRCUIT TOKYO BAYのカートコースは色とりどりのバイクで埋め尽くされ、自らの愛車や思い思いにカスタムされたバイクを前に、オーナー同士が交流する姿があちらこちらで見られた。

オリジナルTシャツや、MTシリーズ10周年記念BOXの販売を目的として訪れるファンも多く、記念BOXは開場からおよそ45分ほどで完売のアナウンスが。それでもチェックインの行列は絶えることなく、オリジナルのキーホルダーやステッカーを手にすると笑顔が溢れた。

◆MTシリーズを選ぶ理由は「やっぱりデザイン!」

新型『MT-09』新型『MT-09』

来場者の多くは東京、埼玉、神奈川から訪れていたが、中には関西や九州、東北ナンバーもちらほら。なにわナンバーの『MT-25』で来場した男性は、このGWにも愛車で九州をツーリングしてきたのだとか。この日も名古屋で一泊して会場に駆けつけたという。

一緒に来場した男性もMT-25オーナーで、昨年ヤマハが開催したイベント「ヤマハライダースカフェ」に合わせて参加者を募ったオフ会で知り合った。10年以上ヤマハ車に乗り続けているそうで、ヤマハの魅力については「やっぱりデザイン。(MTを選んだ)決め手は顔ですね。この先10年は乗りたいので、顔もエンジンももっといじっていきたい」と話してくれた。

やはり「デザインで決めた」と答えてくれたのは、こちらもMT-25に乗る東京在住の女性ライダーだ。免許を取ったのは一昨年で、「ずっとバイクに乗りたかった。社会人になって、思い切ってお金を握りしめて教習所へ行きました」と話す。そして無事免許を取得した1か月後にはMT-25を納車したという。「他のバイクを知らないですけど、車体は軽いし、乗りやすいのが良いですね」とMT-25を評価する。

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バイク歴約3年という『MT-03』オーナーの女性も、やはり初めてのバイクがMT-03だった。学生時代には通学のため原付にも乗っていたが、「道路の真ん中を走れるバイクが羨ましくて、ずっと(普通二輪)免許をとりたかったんです。免許をとってから、他のバイクも検討していたんですけど、お店でMT-03に運命の出会いをしてしまいました」と馴れ初めを教えてくれた。カラーリングはマットライトグレーにオレンジの差し色が入ったモデルで、「やっぱりデザインが好き」。

「#ヤマハが美しい」とSNSなどで展開するヤマハは、デザインに一家言あるメーカーだ。ネオレトロ系がブームになる中でも独自の道を哲学を貫いており(XSR系などネオレトロ系も存在するが)、それがヤマハファンだけでなく、新たなファンの獲得につながっているということなのだろう。

◆ファン創出へ「リアルなつながり」を

ヤマハは今年「リアルなつながり」を重視し、「ヤマハらしいアクティビティで感動創造に取り組む」として、今回のほかにも「My Yamaha Motor café」と名付けたミーティングイベントを全国8箇所で開催する。ヤマハ車オーナーはもちろん、他社ブランドでも参加可能なので、ツーリングの目的地やオフ会のチェックポイントとするのも良いだろう。9月7日には集大成ともいえる一大イベント「My Yamaha Motorcycle Day」が千葉で開催予定となっている。

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《宮崎壮人》

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