インテリアデザインは好き好きだが、和風のファブリック模様としたあたりが面白い。フロントシートは身体にしっとりと包み込む感じがいい。リヤシートもパッドの固さ感がなかなかよい。
軽自動車業界がまとめた11月の軽乗用車車名別販売台数は、ダイハツの『ムーヴ』が前年同月比17.2%増の1万6025台で、2カ月連続で首位となった。『ムーヴ・ラテ』を追加してスズキの『ワゴンR』を抜いた。
ピカチュウみたいなあの外観に抵抗がない人は、きっとかなり限定された層でしょう。少なくとも、クルマ好きのヤローどもは明らかに対象外。オトコ38歳のジドーシャヒョーロンカ(ワタシです)としては「ふざけんなよ」なんだけど、意外や乗るとすげえ驚く。
軽自動車業界がまとめた10月の軽自動車車名別販売台数は、トップはダイハツの『ムーブ』がスズキの『ワゴンR』を抑えて13カ月ぶりにトップに立った。『ムーヴラテ』が加わったため。
内外装のあらゆる部分からエッジを取り除いて、ひたすらまんまるな造形で和みを演出する。ベースの『ムーヴ』が思い出せないほど割り切った造形を前にして、なんだかとっても嫌な感じがした。
ダイハツ工業が8月23日に発売した『ムーヴラテ』は、開発に女性の意見を多く取り入れ、女性のために作られたと、報道発表会で強調されていた。いっぽうデザイン担当の永田潤取締役は「普通にいいクルマです」と語る。
ソフトなキャラクターを演出。しかしムーヴそのままの空間は軽・背高ワゴンの本流。
最近、『パッソ/ブーン』や『ポルテ』といった自動車ジャーナリズムの外にあるクルマが増え始めた。『ムーヴラテ』もそう。乗れば決して不満を感じるワケじゃない。
角張ったデザインで男性向けの『ムーヴ』に対し、角を取って丸くデザインしたボディによって女性ユーザーに訴求しようというクルマだが、これくらいてらいもなく可愛い路線を表明されると、男性ユーザーとしては気恥ずかしい気持ちになってしまう。
インテリアデザインも、まさに若い女性が好みそうな自分の部屋感覚。助手席シートバック背後に内蔵式の世界初(?)のティッシュボックス入れなど、至れり尽せりの収納スペース……
第一印象は「かわゆい!」。主なターゲットである女性陣には歓迎されそうだ。でもこの顔、どこかトヨタ『シエンタ』に似すぎてませんか。
ダイハツ工業は、8月23日に発売した新型軽自動車『ムーヴラテ』の受注台数が発売から約1カ月間で月販目標の5000台の2倍の1万台となったと発表した。
スズキの鈴木修会長は13日、東京で開いた新型『アルト』の発表会場で、軽自動車のベストセラー(車名別ランク)争いについて「次元の低い話だ」と述べ、車名ベースの“小ぜり合い”には「われ関せず」の考えを示した。
ダイハツから新型軽乗用車『ムーヴラテ』が発売された。「ラテ」とはイタリア語でミルク。日頃のせわしい生活を忘れて、おおらかな気分に浸りたい女性に乗ってもらいたい、そんな気持ちを表したネーミング。
23日に発表・発売されたダイハツの新型軽自動車『ムーヴ・ラテ』は、駆動レイアウト2種類、エンジン2種類、装備グレード3種類の、都合10仕様でラインナップを構成している。売れ筋は2WD/NA/Xの112万3500円か。