BMW『1シリーズ』のキーは、最上級モデルの『7シリーズ』と同様、インテリジェンスタイプのリモートキーが採用されている。いわゆる「溝の刻まれたカギ」ではなく、キーとクルマが“交信”して情報の認証を行い、ドアロックの解除などを行う。
最近のBMW各モデルには、iDriveコントローラーが装着されている。最高級車の『7シリーズ』から始まり、昨年発表の『5シリーズ』にも装着された。そして今回の『1シリーズ』にも装着されることになる。
先進の装備を満載しているが、なんと『1シリーズ』にもiDriveが付いた。これはナビとのセットオプションではあるが、7シリーズと5シリーズに並ぶ装備である。エアコンは左右席で独立した温度設定ができる。これも高級車の証である。
BMW『X3』には、電動格納式の6.5インチTFTモニターを備えた純正DVDナビがオプションとして設定されている。本体は5シリーズや7シリーズと同様にアルパインが開発したもの。操作はセンターコンソールのノブで行うが、独特な操作性を持つ。
最近のBMW新型車を思い浮かべてほしい。『7シリーズ』『5シリーズ』『Z4』『6シリーズ』……。思い切ったデザイン展開で新型車登場の度に話題となる。しかしBMWとしてデザインの軸はぶれていない。この軸を握り、回しているのがクリス・バングル本部長だ。エンリコ・フミア氏が率直な質問をぶつける。
クリス・バングルさんよ!どうしてこんな外観を描くの? BMWのデザインを担当している彼は、新7シリーズからコロッと、BMのルックスのデザイン革命を起こそうとしている。
チーフデザイナーが「魚系」といったBMWのデザイン路線は、見慣れたせいもあって7シリーズより安心できる。歌舞伎役者系ヘッドライトの“マツゲ”が許せればカッコいい、許せなければヘンテコリン。
BMWジャパンは、11月からBMW『7シリーズ』の仕様を変更して発売すると発表した。仕様変更に伴って価格も見直した。
保守的であった先代からガラリとその姿を変えた新型『5シリーズ』。『7シリーズ』の高級感・存在感と『Z4』のダイナミックでスポーティな輝きを融合させた、と説明されるデザインはBMWの中でもアバンギャルドなものだが、これは「必然」であるという。
BMWは31日、『7シリーズ』のエンジン制御用コンピューターに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。2001年11月から今年4月までに生産され、日本で販売された「735i」、「745i」、「745Li」の3車種、713台が対象。
新型BMW『5シリーズ』特徴のひとつは、パンクしても一定走行条件で、そのまま走行可能なランフラットタイヤを標準装備(「525i」はオプション)していること。また、カーブ走行中などのロール(横揺れ)を抑制する『7シリーズ』にも搭載したダイナミック・ドライブを、「545i」に標準装備(525i、「530i」はオプション)した。
ドイツBMWは、春に登場した新型『5シリーズ』に、今秋にも「545i」と「525i」を追加すると発表した。日本には来年にも導入される見通し。545iは、ドライビングダイナミクスと上品かつ至上の快適性を提供するとしている。
BMWジャパンは『5シリーズ』、『7シリーズ』、『Z4』の仕様も変更した。BMW純正のETC車載器システムを、5シリーズはオプションで、7シリーズは標準装備した。Z4は、BMW純正ETC車載器システムを生産の都合で当分の間、装備できなくなった。
BMWジャパンは、BMW『7シリーズ』にロングホイールベースのフラッグシップカーとなる「760Li」を追加して発売すると発表した。価格は1580万円で、3月からデリバリーを開始する。