2007年、F1界を震撼させたスパイゲート事件の中心人物である元フェラーリのエンジニア、ナイジェル・ステップニーに禁固1年8か月と罰金600ユーロの実刑判決が下された。
2007年、世界中を騒がせたマクラーレンによるフェラーリのスパイ疑惑。その騒動に一つの終止符が打たれることになった。イタリア・モデナの裁判所は中心人物であるマイク・コフランを始めとする4人のエンジニアに罰金刑を科した。
このたび新たに設立されたモータースポーツ安全開発ファンドのチェアマンに、ミハエル・シューマッハが選出された。
マックス・モズレーFIA会長のスキャンダルの発端となった『ニュース・オブ・ザ・ワールド』紙の記事。この暴露記事の裏にマクラーレンのロン・デニスがいたのでは……、との噂が流れている。
マクラーレンとフェラーリのスパイ・スキャンダルの当事者である元フェラーリのナイジェル・ステップニーについて、FIAが「雇用しないように」との異例の声明を発表した。
マクラーレンの元チーフデザイナー、マイク・コフランに、フェラーリF1に関する極秘情報を不正に渡したとの嫌疑が掛けられているナイジェル・ステップニーが、イタリア検察の審問を受けた。
スパイ騒動に関し、「自らは何も知らなかった」と身の潔白を主張していたマクラーレンのロン・デニス代表。しかしマックス・モズレーFIA会長はその主張が信用できないと語る。
マクラーレンのスパイ騒動発覚の発端となったのは、コフランが780ページに及ぶフェラーリの極秘文書をコピーしていることに気づいたコピー店の店員。フェラーリは彼に感謝の意を表するために、チーム本拠地へ特別に招待することにしたという。
マクラーレンの謝罪を受けて、来年2月14日に予定されていた世界モータースポーツ評議会の公聴会が正式にキャンセルされた。
フェラーリのデータを流用したことを認め、謝罪したマクラーレン・チーム。FIAはこのスパイ騒動は一件落着したものとしているが、ロン・デニス代表に関しては責任を取って辞任すべきではという声が上がっている。しかし当の本人にその気は全くない。
マクラーレン側からの正式謝罪を受け、FIAが一連のスパイ騒動の収束を宣言した。
マクラーレンが13日、突然声明を発表。フェラーリの情報を利用したことを認め、謝罪した。
マクラーレンがフェラーリから得た情報を2008年型マシンに利用していないかについての判定は来年2月決まることになった。
FIAのマックス・モズレー会長が2008年型マクラーレン製造のマシンにフェラーリの知的財産が利用されていないかどうか、厳重にチェックすることを明言した。
スパイ事件での失格処分で今季のコンストラクターズポイントが剥奪されてしまったマクラーレン。しかしロン・デニスの手元にはコンストラクター・トロフィが渡った。