『フィット』のステーションワゴン版として登場した『フィットシャトル』は、センタータンクレイアウトを採用した基本プラットホームからインパネデザインまで、フィットとの共通点の多いクルマだ。
当初の受注状況はハイブリッド/ガソリン車比率で86/14%だったそう。が、ハイブリッド人気は当然として、165万円の値付けのガソリン車(「15X」)も、もっと脚光を浴びていい、と思った。
オートックワンが発表した7月の新車見積以来月間ランキングは、ホンダ『フィットシャトルハイブリッド』が2407件で、前月3位からトップに浮上した。
上級グレードとなる『アコード』クラスを扱ってきた開発者を集めて作ったという『フィットシャトル』は、単なるフィットの派生モデルの領域を超えたところにある。
「シャトル」の名を復活させたのは、遺産活用が得意なホンダらしい。でも、こんどは『シビック』ではなく、『フィット』の仲間に。国内市場においてシビックは過去のモノとなり、フィットとその兄弟たちで屋台骨を支えている状態なのだから、当然のことと言えそうだ。
その車種の中核となるグレードやボディタイプのことを、ホンダ用語で“This is”と呼ぶ。筆者がそれを初めて聞いたのは、28年前の3代目『シビック』のとき。3ドア、セダン、シャトル、『CR-X』という4ボディ展開のなかで、「This isは3ドア」とのことだった。
まず感じたのは、これは『フィット』と比較するべきクルマではない、ということ。名前こそフィットの一員のようだけれど、キャラクターはまったく違うクルマに仕上がっている。
『フィット』も『フリード』も『フリードスパイク』もみんな食べつくしてしまうのでは? なんて秘かに心配していたのだが、実際に試乗してみると、確かに違いがある。『フィットシャトル』はしっかりと、フィットのお兄さんだったのだ。
ホンダが、6月16日に発表した『フィットシャトル』。同車に、早くも無限バージョンが登場した。
ホンダ『フィットシャトル』が『プリウスα』の5人乗りと大きく違う点は、フィットシャトルが国内専用の純粋な本格コンパクトワゴンであり、さらにガソリン車も用意されるところにある。
ホンダは、新型コンパクトカー『フィット・シャトル』、『フィット・シャトル・ハイブリッド』の、発売開始から約2週間の累計受注台数が月販計画の3倍になったと発表した。受注の内訳ではハイブリッドが86%を占めている。
ホンダが16日発売を開始したワゴンタイプのコンパクトカー『フィットシャトル』と『フィットシャトルハイブリッド』は高齢者や障害者にも気持ちよく乗れる機能を備えている。
ホンダが16日に発表したワゴンタイプのコンパクトカー『フィットシャトル』と『フィットシャトルハイブリッド』は、町中でも郊外でも会話が弾むような静粛性をコンセプトに、様々な工夫が施された。
ホンダは16日、ワゴンタイプのコンパクトカー『フィットシャトル』と『フィットシャトルハイブリッド』を発表。発表会の席で開発責任者の人見康平氏(本田技術研究所)は「広さと使い勝手の鍵はセンタータンクレイアウトにある」と語った。
ホンダ『フィットシャトル』の発売に合わせホンダ純正パーツを扱うホンダアクセスは、エアロパーツ「モデューロ」のほか、使い勝手をさらに高める多数のカスタムパーツの取り扱いを開始した。