世界一グラマラスなレースと称されるモナコGP。同じ期間中に隣接するカンヌで映画祭が開催されることもあり、毎年華やかな顔ぶれが見られる。
今シーズン、これまで続けてきた連続完走記録がスペインGPで途切れたトヨタチーム。だがこれまで苦戦してきた予選でのパフォーマンスが改善されてきただけに、チームも今週末のモナコGPでは入賞を意気込んでいる。
約1カ月のブレイクを経ての開催となったスペインGP。土曜日の予選でポールを獲得したのはフェラーリのフェリペ・マッサ。ポジションを守りきり首位を堅守。そのまま万全の走りでバーレーンGPに続く2連勝を達成した。
ヨーロッパラウンドの開幕地、スペイン。各チームとももっともテストの実績のあるサーキットだけに、真価が出やすいと言える場所。
トヨタ・モータースポーツは2007年6月いっぱいをもって、トヨタF1チームのチェアマン兼チーム代表の冨田務氏が退任することを明らかにした。後任には山科忠氏が決定している。
フェラーリの元従業員2名が月曜に有罪判決を受けていたことが明らかになった。2人はトヨタに移籍した際に、元の職場であるフェラーリからソフトウェアを盗んだとされている。
15日、2007シーズン第3戦バーレーンGP決勝はフェラーリのフェリペ・マッサが今季初優勝。今回は前戦の汚名を返上するかのような完璧なレース運びで待望の今季初勝利を引き寄せた。
今年で4回目を迎えるバーレーンGP。昨年は開幕戦の舞台となったが、今年は第3戦のヨーロッパラウンドへの橋渡し役へと戻った。マレーシアGPから2週連続の高温レースとなるだけに、ドライバーにとっても体力的にキツい。
灼熱の暑さと湿度がドライバーの体力を奪うマレーシアでのグランプリ。今年は前戦との間が3週間開くことから、直前テストが行われ、ほとんどのチームが集結して貴重なデータを収集した。
トヨタにとってチーム史上初の表彰台を達成した思い出の地、セパン。その立役者であるヤルノ・トゥルーリはチームがレースペースに苦戦したオーストラリアから挽回し、マレーシアではコンペティティブになれるはずと自信を見せている。
いよいよ開幕した2007シーズンF1。予選を制したのはフェラーリでの初戦に臨むキミ・ライコネン。18日の決勝、ライコネンはスタートを落ち着いて制し、ポジションをキープして独走態勢。上位陣は安定した走りを見せ、ライコネンがそのまま優勝。
F1が豪州GP(3月18日決勝)で開幕、日本GP(9月30日同)が鈴鹿サーキットから富士スピードウェイに移されるなど、話題は盛り沢山。注目の日本勢はホンダ、トヨタとも新マシンの調整に手間取っており、シリーズ序盤では苦戦が避けられそうもない。
トヨタのモータースポーツは1957年に『クラウン』で豪州ラリーに参戦して以来、今年で50周年。渡辺社長は、節目の年だけに「活動を通じてクルマの楽しさや夢を追求し、より豊かなクルマ社会の実現につなげたい」と豊富を述べた。
トヨタ自動車は12日、東京虎ノ門のホテルオークラにて、07年度のモータースポーツ活動および支援計画の発表会を行った。
バーレーンテストに引き続き参加しているトヨタのシューマッハ。バーレーンテストの最終日となった木曜日には計86ラップを走行。当初はマシンについて批判的な意見が多かったラルフだが、だいぶポジティブな意見に変わってきた様子。