【日産 ラフェスタハイウェイスター 新型発表】ミニバンの主戦場はフリードにあり

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ラフェスタハイウェイスター
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日産自動車が15日発売した『ラフェスタハイウェイスター』。マツダからのOEM供給に注目が集まっているが、これまで販売してきた『ラフェスタ』も『ラフェスタJOY』として継続販売されている。

日産自動車商品企画部の富岡保氏は「フリードのように、180万円位でスライドドアを持つ3列シートのミニバンというのは、確実な需要があります。まったくの競合車種とはなりませんが、当面ラフェスタJOYは継続販売します」と語る。

ラフェスタハイウェイスターのサイズは、4615×1750×1615mm(全長×全福×全高)と3ナンバーサイズ、一方、ラフェスタJOYは4530×1695×1600mm(全長×全福×全高)で5ナンバーサイズと、比較すると一回りコンパクト。

価格も、ラフェスタハイウェイスターの価格は199万1850〜248万3250円、ラフェスタJOYが179万3400〜205万2750円と、両モデルはサイズ、価格ともに棲み分けがされている。

2010年の新車乗用車販売台数ランキングでミ二バンの順位をみると、5位ホンダ『フリード』9万5123台、7位ホンダ『ステップワゴン』8万0934台、8位日産『セレナ』7万5040台、9位トヨタ『ヴォクシー』7万2163台、12位トヨタ『ヴェルファイア』6万1015台、13位トヨタ『ウィッシュ』5万9447台、となっている。

ミニバン市場では、フリード、5ナンバーサイズの背高タイプミニバン、高級ミニバン、スタイリッシュミニバンの順に売れていると言え、量的には背高タイプミニバンが多いが、コンパクトミニバンのジャンルにおいてはホンダの独占状態だ。

フリードの価格帯169万9000〜226万6000円からすると、ラフェスタJOYの販売も手放すことはできないことが伺われる。

富岡氏は「フリードがあれだけ売れている市場については、我々も手をこまねいているわけにはいきません、もちろん白紙の状態ではありますが、商品企画をする立場としては将来的にフリードのセグメントに参入できる企画ができればと考えています」と語り、新型車導入への意欲を隠すことはなかった。

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