ホンダは、ロングセラーを続けるビジネスバイク『スーパーカブ50』シリーズと『プレスカブ50』シリーズをマイナーチェンジし、9月21日から発売すると発表した。
ホンダの二輪車『スーパーカブ』シリーズの世界生産累計が、2005年12月末で5000万台を達成した。1958年に発売以来、ロングセラーモデルとして愛され、エンジン付乗り物としての世界生産累計台数が5000万台を達成したのは初めてとなる。
ホンダは、『スーパーカブ』の足着き性や乗降性を高めた50cc原付バイクの『リトルカブ』の装備を充実させた「リトルカブ・スペシャル」を18日から限定で発売する。限定2000台で、価格はキック・セル併用タイプが19万9500円。
アトリウムの車両展示コーナーに、ホンダ『スーパーカブ』をベースにしたトライク(三輪車)が置かれていた。トライクといえば大型で豪華な乗り物というのが一般的。しかしこの『トライクカブ』は50ccエンジンだ。
ホンダ『スーパーカブ』のエンジンとヤマハ『パッソル』のモーターという組み合わせのハイブリッド・ビークル、エンドレス『PC50』。
ホンダは17日、二輪車『スーパーカブ』の累計生産台数が3500万台に達した、と発表した。1958年8月の発売以来、44年3カ月で到達した。同モデルは、発売以来、一度もフルモデルチェンジを行っていない。のべ160カ国以上の国々で愛用されている。