南京汽車とフィアットの折半出資会社である南京フィアットは、02年からインドやブラジルなど第3世界での生産を狙って開発されたモデルである『パリオ』の生産を開始した。
フィアットは30日、フェラーリ会長兼社長(56歳)のルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロを新会長に選任したことを発表した。これは27日に創業者の孫であるウンベルト・アニエリ会長が死去したことに伴うもの。
フィアット社会長ウンベルト・アニェッリ氏が27日夜、がんのためトリノ郊外の自宅で死去した。69歳だった。1934年スイス・ローザンヌ生まれ。父親はフィアット創業者ジョバンニ・アニェッリ1世の長男エドアルド。
フィアットが発表した第1四半期決算は、主力の乗用車部門で新型車が好調だったこともあり、最終赤字は1億9400万ユーロ(258億円)と、大幅に赤字幅が縮小した。
南イタリアにあるフィアットのメルフィ工場では、待遇改善を求める労働者によるストライキが発生し、自動車の生産が停滞するなど経営再建中の同社に大きな打撃を与えている。
財政面で苦境に立たされているフィアットだが、デザイナーたちは努力を続けている。コンパクト・ミニバン『イデア』にもSUV仕様を設定する用意があることを示唆する『チンクエテーレ』を出展した。
フィアットのコンパクトミニバン『イデア』をベースにしたMPV/SUVクロスオーバー・ショーカーが『チンクエテーレ』だ。SUVの外観と、MPVのフレキシブルな室内との融合だ。
フィアットでは「新型」としているが、『ムルチプラ』が大幅なフェイスリフトを受けて、ジュネーブモーターショー(3月2日)で国際披露される。
フィアットはジュネーブモーターショー(3月2日開幕)にコンパクトコンセプトカーの『トレピウノ』を展示する。車名は、3+1シーター、イタリア語で「トレ・ピウ・ウノ」を縮めたもの。全長は3.3m。
イギリスでの発売開始に先立ち、フィアット『パンダ』がロンドン上空を飛行するというキャンペーンが繰り広げられた。ヘリコプターにつり下げさられたパンダが、ロンドンのテムズ川の上空を、周遊したのだ。
フィアット・オート・ジャパンは、フィアットのマルチパーパス・ビークルの『ムルティプラELX』にオプションパッケージを装着した「ELX-Plus」を12月6日から発売すると発表した。
フィアット・オート・ジャパンは、新型『プント』の「1.8 16v HGT」を12月6日から発売すると発表した。新型車は、総排気量1746ccで、5速マニュアルトランスミッション、3ドアハッチバックの右ハンドル仕様。
フィアット・オート・ジャパンは、ファアット『プント1.2 16vエモーション スピードギヤ』を12月6日から発売すると発表した。
フォード欧州の社長を8月に辞めたマーチン・リーチ氏が、フォードを訴えていたことがわかった。同氏は、18日に、米ミシガン州の裁判所に訴状を提出した。フォードに対して、6000万ユーロ(77億円)の損害賠償を求めている。
欧州カーオブザイヤー選考委員会は、2004年欧州カーオブザイヤーとしてフィアットの『パンダ』が受賞したと発表した。2位はマツダの『3』(日本名『アクセラ』)とVWのゴルフが同点だった。