人とくるまのテクノロジー展(自動車技術展)に出品された三菱『iTディオン』には、情報通信のほかちょっと注目したい装備がいくつかある。前席の後ろ辺りに吊り下げられた大きなディスプレイはそのひとつ。
プロジェクターのスクリーンと同じ役割を果たし、半透明なので後方視界を完全に妨げるわけではないが、走行中に使用するのはちょっと無理がありそうだ。何も映していなければ、そのまま運転できそうだが。
もうひとつが、全面液晶のメーターパネル。解像度の高い液晶パネルを使用しており、緻密な表示が可能。アナログにもデジタルにも自由に変えることができるなど、情報表示の自由度も高い。
「前走車との距離 80m」などの漢字混じりの表示も鮮明で見やすく、単純ながら実用性、エンタテインメント性の高い提案だ。