16日、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、価格1665万円となるマセラティ『グラントゥーリズモS オートマチック』を発表した。
これにより、4.2リットルのAT「グラントゥーリズモ」(1530万円)、4.7リットルのセミAT「グラントゥーリズモS」(1750万円)、とあわせて3つのラインナップとなった。
トップモデルのグラントゥーリズモSは、マニュアルトランスミッションをベースとしたセミオートマチックを採用、レイアウトもトランスアクスル方式を採用した本格的なスポーツモデルとなっている。しかし、セミオートマチックは、通常のオートマチックに乗り馴れた人には、多少違和感を感じる部分があるのかもしれない。
コーンズ関係者の話によれば、このクラスの価格帯を選ぶ顧客では、“一番良いものを選びたい!”という心理があるといい、扱いやすさでは4.2リットルのATモデルを選びたいのだが、上位モデルの存在により、4.2リットルでは物足りなさを感じるのだという。
そこで、グラントゥーリズモSとほぼ同じ装備でオートマチックを採用したグラントゥーリズモS オートマチックが登場してきたのである。