マセラティ、アロンソに最新オープンカーをプレゼント

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アロンソ選手とグランカブリオ
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ルノーからフェラーリに移籍し、今シーズンのF1開幕戦を見事に制したフェルナンド・アロンソ選手。マセラティは18日、イタリア・フェラーリ本社のフィオラノサーキットで、アロンソ選手に『グランカブリオ』を引き渡した。

グランカブリオは2009年9月、フランクフルトモーターショーでデビュー。2ドアクーペの『グラントゥーリズモ』をベースに、ピニンファリーナが設計したソフトトップを装備したのが、グランカブリオだ。トップの開閉は全自動で、スマートに格納される。

グランカブリオは、マセラティとしては初の4シーターオープン。ボディサイズは全長4881×全幅1915×全高1353mm、ホイールベース2942mm。スーパーカークラス最大級の2942mmのロングホイールベースが、大人4名がくつろげる快適な室内空間をもたらしている。

エンジンは、『グラントゥーリズモS』と共通の4.7リットルV8(440ps/7000rpm、50kgm/4750rpm)。ZF製の6速ATと組み合わせられ、0 - 100km/h加速5.4秒、最高速283km/hという優れた動力性能を実現する。前後重量配分は、49対51と理想的なバランスだ。

新型グランカブリオは、欧州では3月から納車が始まったばかりだが、アソンソ選手にも今回、特別なグランカブリオが引き渡された。アロンソ選手のこだわりが表現された1台だ。

フェラーリなら赤が定番だが、このグランカブリオ、ボディカラーはグリジオグラニットと呼ばれる御影石調のグレーで塗装。さらにレザー内装は、パールベージュとボルドーのツートンで仕上げられた。ソフトトップの色も、ボルドーでコーディネート。この内外装の組み合わせは、アロンソ選手のチョイスだという。

実車と対面したアロンソ選手、特別オーダーの内外装の組み合わせもさることながら、大人4名が座れる室内の広さに感激した様子。このグランカブリオが、F1開幕戦勝利のご褒美かは定かではないが、待望の新車をゲットしたアロンソ選手、第2戦以降も活躍してくれそうだ。

《森脇稔》

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