イタリアのデザイン工房ベルトーネは、ジュネーブモーターショー13でアストンマーチン『ラピード』をベースにステーションワゴンとクーペの要素を取り入れた「シューティングブレーク」のコンセプトを発表した。
コンセプトカーの名は『ラピード・ベルトーネ JET2+2』。ベルトーネとアストンマーチンの協力関係が60周年を迎えることを記念して制作された。
ラピードの4ドアクーペボディをハッチバック化し、ウッドデッキを備えた荷室を新たに創出した。4ドアではあるものの、後席は非常に狭く2+2シーターとなっている。
エクステリアはアストンマーチンの個性である、伸びやかで筋肉質なプレスラインや、スマートかつダイナミックなボディデザインを尊重し昇華させた。
インテリアは高級家具をイメージし、上質なレザーをふんだんに使用。後席は電動で折り畳めるようになっており、荷室を拡大することができる。
パワートレインはベース車のラピード同様、最大出力476hpの6リットルV12エンジンを搭載する。
また、今回会場には2004年に制作されたアストンマーチン『ヴァンキッシュ』をベースとした2ドアシューティングブレーク『ベルトーネ JET2』も展示された。