9月9日、フォルクスワーゲンはフランクフルト近郊で開催された「フォルクスワーゲングループナイト」で、ミニバンコンセプトの『ゴルフ スポーツバン』を発表した。
ゴルフ スポーツバンは、『ゴルフ』ファミリーのミニバン、『ゴルフ プラス』の次期モデルを示唆したコンセプトカーとされる。イベントに登場したのは3台で、メインカラーはオレンジ色がかった赤の塗装色が特徴。
ヘッドライト/テールランプだけでなく、Dピラーの造形まで至る細かなポイントでハッチバックのデザインを踏襲しており、それでいてスペース効率や居住性も良好だ。とくに後席は、前後に180mmのスライドが可能。荷室容量は、最大で1500リットル以上(VDA計測法)を確保した。
安全面では、XDS+をはじめ、自動ブレーキを全車に標準装備。ゴルフシリーズ初のブラインドスポットモニター(リアトラフィックアラート付き)など、先進のアシストシステムを用意する。
搭載エンジンは、ガソリンとディーゼルの合計6ユニットとなる予定。フォルクスワーゲンは、「ゴルフ スポーツバンを2014年半ば、市販する予定」と説明している。