昨年マイナーチェンジしたトヨタの高級ハイブリッドセダン『SAI(サイ)』は、発売から1か月で約7000 台を受注、月販目標の約3.5倍と好調な立ち上がりを見せた。
先代のシンプルなデザインから一転、大型改良と言えるほどの変貌を遂げた背景には市場におけるHVセダンモデルの充実がある。新たなボディカラーやワイドサイズヘッドランプなどの採用で、先進感、高級感を表現。走行面でも、ボディ剛性強化や空力改善により、走行燃費22.4km/リットル(JC08モード)を達成した。
さらに、植物資源が原料のエコプラスチックを、室内表面積の約80%に採用するとともに、リサイクル材の使用範囲を大幅に拡大し、環境への配慮も一段と高めている。
大人の魅力を演出
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ターゲット拡大狙う
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個性発揮するHVセダンに
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◆ジャーナリストの感想は…
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