伊豆急行は12月11日、JR東日本から導入した209系の系列名を「3000系」に決定したと発表した。
3000系はJR東日本幕張車両センターに配置されていた房総用の209系2100番台で、2021年3月のダイヤ改正でE131系が導入されたことに伴ない余剰となっていたもの。伊豆急入線後の12月11日にはJR時代の帯を取り除いた状態で公開され、同時に3000系の概要が発表された。
それによると、2022年春に4両編成2本を組み合わせた8両編成1本が登場することになっており、2022年3月下旬には伊豆高原駅(静岡県伊東市)で見学会が開催される予定。現在は同駅に隣接する伊豆高原車両区で検査や改造などの準備が行なわれている。
なお、新聞報道によると、3000系の導入に伴ない8000系のうち6両が引退するという。8000系は2004年から現在の東急電鉄(東急)より導入された車両で、現在、3両編成15本が在籍する。