ホンダアクセスは、東京ビッグサイトにて開催された日本最大のコンテンツビジネス総合展「CONTENT TOKYO 2022」に出展し、同社が展開するクルマVTuber「クラリゼちゃんねる」を紹介した。
クラリゼちゃんねるのVTuberはレースクイーンをモチーフに、ホンダアクセスが制作した3台のコンセプトカーを擬人化したものだ。メンバーの『S660ネオクラシック』がベースのお姉さんキャラ「クラネ」と、『Re:Z』がベースで車好きの「リゼット」の頭文字を取って「クラリゼ」の2人で当初は活動をスタート。昨年から新メンバーとして、活発な「クラサ」が加わり、新たな展開を見せている。
クラリゼちゃんねるに投稿される動画は、人気の「歌ってみた動画」やゲーム配信動画だけではない。クルマの解説動画から試乗インプレッション、SUPER GTの魅力を語った動画など、自動車関係のコンテンツをバラエティ豊かに投稿している。
2020年のローンチから2年弱でTwitterのフォロワーが1万8000人を突破するなど、人気を誇るクラリゼチャンネルだが、ホンダアクセスによればファンは若者、特に20代中盤の男性ユーザーが多いと言う。VTuberをきっかけに、特にクルマ触れる機会の少ないユーザーに好きになってもらう狙いがある。
ホンダアクセスは今後もVTuberをフックに、新たなビジネスチャンスを掴んでいきたいとしている。