JR東日本新潟支社は6月1日、越後線・白山~新潟間に新設する駅の名称を仮称と同じ「上所(かみところ)」に決定したと発表した。
同駅は、新潟市中央区下所島1丁目に設けられ、2022年2月に新潟市とJR東日本が設置へ向けた基本協定を締結していた。
地平式の駅舎に2面2線の相対式ホームを持つ構造となる計画で、駅舎は2023年7月に着工。2024年度末の開業が予定されており、新潟市では1日あたりの利用者数を約2300人、乗降者数を約4600人と見込んでいる。
「上所駅」の計画イメージ。構内は2面2線の相対式で、上下ホーム間は改築される既存の地下歩道で結ばれる。費用の全額を新潟市が負担する請願駅で、JR東日本は旅客ホームなどの整備と地下歩道のバリアフリー化を、新潟市は駅前道路の一部改良や、駐輪場・駐車場の整備を担う。JR東日本新潟支社では選定理由として、仮称の駅名が計画段階から浸透しており、新潟南高校や北越高校が近い上所校区内に位置していることを踏まえたとしている。