【株価】全面安の中、三菱自が4年8か月ぶり高値…中国生産からの撤退報道が好感される

広汽三菱が中国で生産する『祺智EV』(2018年)
  • 広汽三菱が中国で生産する『祺智EV』(2018年)

28日の日経平均株価は前日比499円38銭安の3万1872円52銭と大幅反落。日米の長期金利の上昇を背景に、値がさハイテク株を中心に幅広い銘柄が売りに押された。

27日のニューヨークダウは68ドル安の3万3550ドルと続落。米長期金利の上昇を嫌気し、ハイテク株を中心に売りが優勢な展開となった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は反発。現地アナリストによる目標株価引き下げを受け、電気自動車(EV)のテスラは軟調。外国為替市場では1ドル=149円台の円安圏で推移したが、自動車株はほぼ全面安。

トヨタ自動車、いすゞがさえない。


《山口邦夫》

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