三菱自動車は10月30日、2023年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。販売台数は減少したものの、製品MIXの改善などで営業利益は前年同期比23.1%増の1042億円の増益となった。
第2四半期累計のグローバル販売台数は前年同期比8.7%減の38万9000台。北米では『アウトランダー』シリーズを中心に販売が拡大。日本も需要回復で販売台数を伸ばしたが、インフレ・高金利影響等による自動車需要減少で、重要市場のアセアンでは販売が伸び悩んだ。しかし、売上高は製品ミックスの改善などにより、同14.9%増の1兆3308億円となった。