ルノーと日産、新たなアライアンス契約が発効…15%の株式を相互保有

ルノー日産三菱アライアンスの各首脳
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ルノーグループ日産自動車は11月8日、両社の新たなアライアンス契約が発効し、従来のアライアンス関連の契約が置き換えられた、と発表した。これにより、ルノーグループと日産は、15%の株式を相互に保有することになった。

ルノーグループと日産は、両社が保有する株式に付随する15%の議決権が行使可能になる。ルノーグループと日産の双方の議決権行使の上限は、行使可能な議決権の15%と定め、両社はこの範囲内で自由に議決権の行使が可能になる。

また、ルノーグループは保有する日産の株式(全体43.4%)のうち、28.4%をフランスの信託会社に信託する。一部の例外を除いて、この株式に関する議決権は中立的に行使される。


《森脇稔》

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