三菱自動車は2月1日、2023年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。販売台数は減少したものの、製品MIXの改善などで営業利益は前年同期比7.8%増の1601億円となった。
第3四半期累計のグローバル販売台数は前年同期比7.2%減の58万5000台。北米では『アウトランダー』シリーズを中心に販売が拡大。日本も需要回復に加え、『デリカミニ』の好調もあり、販売台数を伸ばした。しかし、インフレ・高金利影響等による自動車需要減少で、重要市場のアセアンでは販売が伸び悩んだ。しかし、売上高は製品ミックスの改善などにより、同14.3%増の2兆0639億円となった。