ルノーの燃料電池車、新仕様を発表…ワークショップ車両に

ルノー・マスター・バン H2-TECH のワークショップ仕様
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ルノーグループの燃料電池車の合弁会社「HYVIA」は、ルノー『マスター・バンH2-TECH』(Renault Master Van H2-TECH)の新バージョンを欧州で発表した。

この新バージョンは、Kolleによってワークショップ車両にコンバージョンされた。納車は2024年第2四半期(4~6月)からを予定している。

マスターバンH2-TECHは、航続500km、12立法mの荷物が積載できる商品輸送に適した大型バンだ。電気エネルギーと水素ベースのエネルギーの両方を動力源とするデュアルパワーアーキテクチャをベースに開発された。

最も航続の長いマスターバンH2-TECHの場合、航続500kmの内訳は、電力からが100km、水素からが400kmとなる。この商用燃料電池車は仕様によるが、蓄電容量33kWhのバッテリー、30kWの燃料電池、3~7kgの水素タンクを搭載する。燃料電池システムはすべて、フランスで生産される。

《森脇稔》

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