ベントレーは、2023年のアジア太平洋地域の新車販売が新記録となった、と発表した(2月1日)。全世界販売台数1万3560台のうち16%を占める2121台を販売し、記録的な1年を終えた。厳しい市場環境にもかかわらず、同地域の販売台数は前年比90台増(4%増)となった。
ベントレーマリナーが提供するパーソナライゼーションへの大きな要望と、『ベンテイガ』やアンブラエディション、ベトナムの『コンチネンタルGTC』のスカイラインエディション、韓国のコンテンポラリーアートの画家であるハ・テイム氏とのコラボレーションモデルなど、3つの限定マリナーコレクションへの関心が需要を牽引した。
韓国では昨年、アジア太平洋地域でトップの販売台数である810台(前年比5%増)を記録し、ベントレーにとって世界第5位の市場としての地位を確固たるものとした。日本も3年連続で過去最高台数の719台を販売し、2022年比12%増という驚異的な伸びを示した。
東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドでは販売台数が 592台を記録し、東南アジアと台湾地域全体では販売台数は7%減少したものの、厳しい世界情勢の中でも回復力を示した。