日本における日産SUVの旗艦。アメリカ向けを日本仕様にしただけにサイズはかなり大きい。
VWを皮切りにドイツ車に多く採用されているフラットタイプのワイパーブレードを国産車で最初に採用した記念すべきクルマだ。
北米市場メインに開発されたクロスオーバーSUV。当然、見ても乗っても、デッカイ。ハリアーよりデッカイ。狭いところのすり抜けだと、1880mmの車幅以上に気を使わされると思ったら、ドアミラーtoドアミラーは実測で2150mmもありやがった。
本来アメリカ向けに作られ、けっこうヒットしているが、SUVとしてはかなり異色。こういうのはグワッと威圧したくて買う人が多いのに、あえてソフト感を前面に出したところが新鮮に見える。
オートバイテルジャパンは、9月の新車見積依頼月間ランキングを発表した。トップは日産の『ムラーノ』で、初登場で1位となった。ムラーノの見積り件数は2488件。
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO、ニスモ)は日産『ムラーノ』、『エルグランド』、『ステージア』用「NISMOストライプ」を設定し、全国で発売する。
今回の日本仕様では、タイヤサイズの変更やサスそのもののチューニング変更がされ、しっとり感が出ている。なんだか混乱するが、ヨーロッパ車的な味付けで、ヒタッとした懐の深さが印象的だった。これなら日本の道でも不安はなし。
高級車と聞けば思い出されるのがクローム(あるいはメッキ)パーツだが、日産『ムラーノ』の外観でヒカリモノと言えば薄く広がるフロントグリルとヘッドライトハウジング、そしてドアノブだけで、メッキモールドは採用されていない。
『ムラーノ』は、8月から予約を開始。9月に入った時点で約1000台のオーダーが入っているという。内訳は3.5リッターの4WDが44%でFFが26.4%というから、3.5リッターでほぼ7割。
日産が定めた日産『ムラーノ』(2日発表・発売)のターゲットカスタマーは、「30歳前後の独身、あるいは子供のいない既婚男性」と「50歳前後の子離れした男性」だという。
東京モーターショーでのお披露目から始まって、北米仕様の試乗。さらには先行予約開始から、最後は各マスコミを大いに賑わした発表会まで、じらしにじらされた日産『ムラーノ』だが、このほどファイナルステージ、国内仕様の試乗会が行なわれた。
日産『ムラーノ』(2日発表・発売)を特徴づける最大のポイントは、スタイリッシュなデザイン。シャープでいて大らかなラインとふくよかで優雅な曲面は表情豊かに存在をアピールする。
高級クロスオーバーSUV」という触れ込みで登場した日産『ムラーノ』(2日発表・発売)。メーカーによれば「日産ならではの大胆なデザインと高いパフォーマンスを持って投入される自信作」なのだという。
2日、日産から発表された新型SUVの『ムラーノ』は、北米ではすでに8万台を超える販売を記録しているヒットモデル。日本に導入されるにあたり、当然日本仕様には若干の装備変更が加えられてる。
2日に日本デビューを迎えた日産『ムラーノ』の月販目標台数は1000台。北米では月に5000台という好調なペースで売れている割には、控えめな数字に見えてしまう。