14日、富士重工業は、新型軽乗用車スバル『ステラ』を発売した。「たのしい関係空間」を開発テーマとし、広い室内や、使い勝手を重視するユーザーのために開発した軽乗用車。
14日、富士重工業は新型軽乗用車『ステラ』を発表。竹中社長は発表会にて「マーケットのど真ん中を突く直球ストライクを狙った。」と語り、スズキ『ワゴンR』、ダイハツ『ムーヴ』などの“ハイトワゴン”のセグメントに「ステラでスバルは一矢を報いたい」とコメントした。
スバルから発売された新型軽自動車の『ステラ』は、ダイハツ『ムーヴ』やスズキ『ワゴンR』同様に標準系とカスタム系の2種類に大別できるグレード体系になっている。
スバルが15日に発表発売した新形軽自動車の『ステラ』。一見インパネは『R1』、『R2』と共通にも見えるが、これに対してデザイン部主事の渡邉等デザイナーは「R1、R2で、とてもご好評頂いたんです」と語る。
スバルの新型軽自動車『ステラ』のグリルだが、従来のスバル独自のスプレッド・ウィングス・グリルは見られない。「従来の3分割にはこだわらないで、広くウィングモチーフを表現しています」と落知勇(おちいさむ)デザイナー。
「メインターゲットである小さなお子さんのいるお母さんの『ステラ』を、たとえばお父さんのミニバンと並べても、負けない存在感を目指しました」とスバル・ステラのエクステリアデザインを担当したデザイン部の落知勇(おちいさむ)デザイナー。
スバルから発売された新型軽自動車の『ステラ』は、今までのスバルの軽自動車にはなかった、トールタイプのワゴン車だ。近年の軽自動車の売れ筋は、スズキ『ワゴンR』やダイハツ『ムーヴ』、ホンダ『ライフ』など、他のメーカーでもトールタイプが占めており、その市場にようやくスバルも参入を果たすことになる。
スバルから発売された新型軽自動車『ステラ』のコンセプトキーワードは「たのしい関係空間」。この言葉には、乗る人みんなが使いやすい、みんなが安心して乗れる、みんながお気に入りになるといった想いが込められており、乗る人すべてが楽しい関係になれる空間を目指しているという。
富士重工業の竹中恭二社長は14日のスバル『ステラ』発表会見で、乗用車系の軽自動車市場でのシェアは「10%くらいを狙いたい」と述べ、ステラの投入で反攻に出る方針を強調した。
日本で売れるクルマの3台に1台が軽自動車で、その中でも一番の売れ筋の“ハイトワゴン”をスバルは持たなかった。スバルは14日、強い存在感を示すため、『ステラ』(=星)という取って置きの名前をつけた、軽の新型ハイトワゴンを発表した。
富士重工業は9日、2006年3月期決算と今期(07年3月期)の業績予想を発表した。今期は新型スバル軽自動車の国内投入などにより、世界販売は前期比7%増の61万1000台を計画している。
富士重工業は、まもなく投入する新型スバル軽自動車の車名を発表した。車名は『ステラ』で、イタリア語で「星」の意味を持つ。新型軽自動車は背高タイプの“ハイトワゴン”で、6月に発売する予定だ。