オバマ政権が発足から100日を迎えたが、豚インフル以外にも経済再生を掲げるオバマ大統領の前に立ちふさがっているのが大詰めを迎えた米ビッグ3の再建問題。このうち、クライスラーはきょう30日が公的支援継続の条件であるイタリア大手フィアットとの資本提携の合意期限。
クライスラーは22日、ミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)がベースのEVを、USPS(米国郵便公社)に納車した。USPSは日常の集配業務にこのEVミニバンを使用する。
米自動車大手クライスラーの命運をかけたイタリア自動車大手フィアットとの提携交渉が土壇場で暗礁に乗り上げている。
クライスラーグループは6日、初の量産電気自動車開発に向け、米国の量産バッテリーメーカー、A123システムズ社との戦略的提携を発表した。A123システムズは現在、ミシガン州での生産拠点建設を計画している。
ニューヨークオートショーのプレスデー初日、クライスラー社長のジム・プレス氏は新型ジープ『グランドチェロキー』の発表会場にフィアット『500』で登場した。
民間調査会社のオートデータ社は1日、3月の米国新車販売の結果を公表した。それによると、総販売台数は44万4892台で、前年同月比は34.6%減と2月の41.4%減から少し持ち直した。しかし17か月連続のマイナスと厳しい状況には変わりない。
オバマ米大統領が米自動車メーカーのGM(ゼネラル・モーターズ)とクライスラーに、それぞれ新たに60日分と30日分の運転資金を融資する短期支援策を発表した。
米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は19日、『2009年米国自動車耐久品質調査』の結果を公表した。MAV(マルチアクティビティビークル=SUVやピックアップトラック、ミニバン)カテゴリーでは、トヨタが8部門中4部門で1位と、高い評価を獲得している。
デトロイトモーターショーの開催期間のまっただ中に、近郊のWarrenではデトロイト市長の呼びかけによるUAWの集会が開かれた。GM、フォード、クライスラーそれぞれのUAWの地元代表が講演。UAW集会の取材を通じて、労働組合側の声に耳を傾けてみたい。
今回話を聞いたのはクライスラーでパワートレインのエンジニアリングを担当していたというPeteとクライスラーの下請けで同じくエンジニアとして働いていたKevinの両氏。2人は、非UAW労働者としての立場からUAWをどう見るのか、そしていまのデトロイトをどう見るのか。
いまUAW(全米自動車労働組合)に対して、多くの米国民やマスコミから非難が浴びせられている。当事者であるUAW組合員の組合員たちは、この逆風の中、何を考え、働いているのか。フォードの工場に勤めるUAW組合員にインタビューをおこなった。
アメリカ自動車産業の凋落とデトロイトの荒廃を端的に示した写真をよく見かける。“GM本社ビルと共に写る廃墟”という構図だ。この写真がいまのデトロイトのすべてを象徴しているのだろうか? 本当にデトロイトは死んだのか?---私たちの取材はこの疑問から始まった。
民間調査会社のオートデータ社は3日、2月の米国新車販売の結果を公表した。それによると、総販売台数は68万8909台で、前年同月比は41.4%減。1981年以来、27年ぶりの低水準で、16か月連続のマイナスとなった。減少幅が40%を超えたのは初めてだ。
クライスラー日本は、コンパクトSUVのジープ『パトリオット』の2009年モデルを3月7日から発売する。
日本自動車工業会の青木哲会長は19日の定例会見の席上、米GM(ゼネラルモーターズ)とクライスラーが18日、米政府に提出した再建策について「(政府への資金投入要請は)巨額の内容と思うが、是非健全化につながるようになってほしい」と語った。