ダイハツ工業は11日、2001年版環境白書を発行した。今回の環境報告書では環境省のガイドラインに沿って算出した2000年度の環境会計を算出。軽自動車初の「超−低排出ガス」認定や工場での埋め立て廃棄物ゼロ化など環境保護に向けた取り組みを紹介した。
ダイハツ工業は11日、岩手大学工学部、大阪特殊合金と共同で、自動車用ボディーなどに採用されている高張力鋼板の新たな鋳造方法を開発したと発表した。プレス工程で発生する鋼板スクラップのリサイクル率向上につなげる。
ダイハツ工業は、軽乗用車『ミラ』に『ミラ・ジーノ・ハローキティ』を設定、5日から発売する。ミラ・ジーノのミニライトスペシャルをベースに、各所にハローキティをデザインした。価格は2WDが108万8000円、4WDが121万3000円。
全国軽自動車協会連合会が発表した11月の軽自動車新車販売台数は、前年同月比4.8%増の16万3535台となり、2カ月連続で前年を上回った。12月にはスズキの『MRワゴン』も発売され2001年の累計では185万台と過去3番目の水準となりそうだ。
セダン、クーペ、SUV、ワゴンなど様々の分野のコンセプトを取り入れたクロスオーバーモデルが今後相次いで登場し、クルマ市場の中心的な存在になりそうな雲行きになっている。
スズキ『MRワゴン』はダイハツ『MAX』、三菱『eKワゴン』につづく、軽自動車のトールボーイ・セダンである。箱型ボンネットバンと従来の2ボックス・ハッチバックとの中間に位置するわけだが、MRワゴンには先発2車と決定的に違う点がある。
トヨタ自動車とダイハツ工業は22日、ベネズエラのトヨタの工場で小型乗用車ダイハツ『テリオス』の生産を開始したと発表した。税金の優遇などが受けられる「国民車」の認定を受け12月1日から販売する。
ダイハツでは新型軽自動車『MAX』の発売を記念して、MAXが1名様に当たるプレゼントキャンペーンを行っている。メーカーが行うプレゼントだけに、クルマのボディカラー選択をできるのが最大の特長といえるだろう。
ダイハツ工業は、子会社のダイハツ・ニュージーランド・リミテッドを2002年5月で解散すると発表した。会社清算に伴う損失は僅かで、ダイハツの連結、単独の業績への影響はほとんど無いと、している。
ダイハツの新型軽自動車『MAX』の受注台数が、発売から2週間で月販目標の6000台を大きく上回り、8500台となったことが明らかになった。価格が安いことから20〜30代の若い年齢層に受け入れられたとしている。
米国株高で安心感が広がり、全体相場は3日続伸。しかし、自動車株は高安まちまちとなった。ホンダが前日比100円高の4670円と続伸し、同社系列のケーヒンも55円高の1070円と急反発。
ダイハツ工業が発表した2001年9月の連結中間決算は、連結売上高が前年同期比0.3%増の4758億円、連結営業利益が同12.4%減の105億円となり、減収減益となった。海外の売上が低調だったのに加え、国内の小型車の販売も低調だった。
ミューズは、ダイハツが新提案する軽の高級車。全高を1510mmと高く取り、室内スペースを確保した上で、ボディ上部を絞り込み、15インチホイールを与えることで、軽自動車らしからぬ踏ん張り感を演出したボディ・デザインがセールスポイントだ。
ダイハツの提唱する新時代の軽SUV。近年、クロカン4WDと乗用車を足して2で割ったクロスオーバーというカテゴリーが世界中で流行しはじめているが、『U4B』はその軽自動車版だ。