三菱自動車は18日、3月1日からスイスで開催される「第81回ジュネーブ国際自動車ショー」で、小型乗用車『グローバルスモール』のコンセプトモデルを世界初公開すると発表した。2012年3月にタイ新工場で生産開始予定の世界戦略車だ。
三菱自動車が、2009年の東京モーターショーで初公開したプラグインハイブリッドコンセプト、『PX-MiEV』。同車が2013年にも、市販される見込みであることが判明した。
三菱自動車が発表、発売した『RVR』のデザインは2007年の東京モーターショーに出品された『Concept-cX』(コンセプトcX)のデザインをモチーフとしている。
三菱『RVR』は2007年の東京モーターショーに出品された『Concept-cX』(コンセプトcX)の要素を取り入れてデザインされている。デザイン本部デザイン部エキスパート、金澤秀晃さんはその点について「コンセプトcXと比較すると若干丸みを帯びています」という。
三菱自動車が17日に発表、発売した新型『RVR』のデザインを見て、2007年のフランクフルトと東京モーターショーに出品した『Concept-cX』(コンセプトcX)を思い出した人も多いだろう。
東京モーターショー三菱ブースで展示されている『コンセプトPX-MiEV』には、一般の方から見えない部分にこだわりがある。それがコンソールに置かれたUMPCだ。ドアが開放されていたとしても、車両に接近することができない一般来場者の立場では見ることが難しい。
三菱自動車が東京モーターショーに参考出品した、『i-MiEV』(アイミーブ)の商用版ともいえるモデルが『iMiEVカーゴ』だ。
『PX-MiEV』は、新開発の「三菱プラグインハイブリッドシステム」を搭載し、50km/リットル以上の超低燃費を実現したSUVタイプのコンセプトカー。
『i-MiEVカーゴ』は、『i-MiEV』をベースに、高い環境性能、優れた経済性など電気自動車ならではの特長を活かし、法人や個人事業主向けなど、使用用途を広げるための広大なフリースペースを車体後部に設定したコンセプトモデル。
三菱『PX-MiEV』コンセプトのインテリアをデザインしたデザイン本部東京デザインスタジオ、阿部浩行さんは「“ファーストクラス”というのが最初にぱっと思い浮かんだ言葉です」といい、初めからこのコンセプトを思い描いていたようだ。
三菱自動車の『Mitsubishi Concept PX-MiEV』に搭載される電池は、現在、街中で走っている『i-MiEV』で実績のあるバッテリーと基本的に同じもので、総電圧も同じ330Vのリチウムイオンバッテリーだ。
三菱『i-MiEVカーゴ』コンセプトのフロントウインドウ上端とルーフとの接続部には、ワンクッション谷折れが入っていることに気づかれる方もいるだろう。
三菱『PX-MiEV』コンセプト。室内の色使いについては、「かなりハイコントラストとなっていて、ドアの色の見切り方も結構モノとモノが噛み合っているような、絡み合ったような感じの見せ方をしています」。
三菱『PX-MiEV』コンセプトのエクステリアデザインは現実的な路線を狙っているが、インテリアはどちらかというとコンセプチュアルな方向でまとめられている。
新しいクロスオーバーの提案ということで三菱自動車はプラグインハイブリッドの『PX-MiEV』コンセプトを第41回東京モーターショーに出品する。