世界耐久選手権(WEC)は3日、事実上の中断状態にある2019/2020シーズンの残り日程について新たな発表を行なった。万事予定通りならば今年の6月で終わるはずだったシーズンを11月まで引っ張るかたちの、大幅な改定となっている。
6月開催を原則とする「ルマン24時間レース」(四輪)の2020年大会が、9月19~20日を決勝日とする日程に延期されることが決まった。新型コロナウイルス問題の影響によるもので、欧州時間3月18日に発表されている。
4月25日を決勝日とする日程でスケジュールされていた、世界耐久選手権(WEC)スパ・フランコルシャン6時間レース(ベルギー)の「延期」が3月16日に発表された。2019/2020シーズンのWECは、次戦=6月の最終戦ルマンということになるかもしれない。
新型コロナウイルス感染拡大問題が世界を混乱させているなか、四輪モータースポーツへの影響も続出している。世界耐久選手権(WEC)の米国セブリング戦が「中止」になり、フォーミュラEにはレースの「延期」扱いが相次いでいる状況だ。
世界耐久選手権(WEC)の2019/2020シーズン第5戦が米テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行なわれ、現地23日の決勝6時間レースをレベリオン・レーシングのブルーノ・セナ組が制した。同じLMP1クラスのトヨタ勢は2-3位。
アストンマーティン・ヴァルキーの“サーキット試乗”を、Aston Martin Red Bull Racingの現役F1ドライバーふたりがシルバーストンで敢行した。一方、別の動きとして、同車による世界耐久選手権(WEC)への“ハイパーカー規定”での参戦は19日に延期が発表されている。
現地15日、バーレーン国際サーキットで実施された世界耐久選手権(WEC)の公式ルーキーテストにおいて、日本期待の新鋭、TOYOTA GAZOO Racing WECチャレンジプログラムのドライバーである山下健太がトヨタ「TS050 HYBRID」のステアリングを握った。
世界耐久選手権(WEC)2019/2020シーズン第4戦「バーレーン8時間」は現地14日、決勝レースを行ない、LMP1クラスではトヨタTS050の2台が2戦ぶり今季3回目の1-2フィニッシュを飾った。優勝は小林可夢偉らの7号車で、開幕戦以来の2勝目。
欧州時間13日、プジョー(Peugeot Sport)が世界耐久選手権(WEC)の新たな最上位クラス「ハイパーカー」に2022年(2022/2023シーズンと見られる)から参戦する意向を表明した。WEC公式サイトが報じている。
世界耐久選手権(WEC)2019/2020シーズン第3戦「上海4時間」は10日、決勝レースを行ない、LMP1クラスではブルーノ・セナ(アイルトンの甥)らのレベリオン・レーシング1号車が優勝した。トヨタ勢はサクセスハンデ制により苦闘を強いられたが、2-3位を確保。
10月6日に富士スピードウェイでアルピーヌオーナー限定のWEC(世界耐久選手権)特別観戦イベントが開催された。10台、18名(同伴者含む)のアルピーヌオーナーが集まり、プレミアムな観戦ツアーを楽しんだ。
世界耐久選手権(WEC)2019/2020シーズン第2戦「富士6時間」は6日、決勝日を迎え、LMP1クラスのトヨタ勢が開幕2戦連続1-2フィニッシュを達成した。優勝は8号車の中嶋一貴組で今季初。トヨタはWEC富士戦の成績を直近8年で7勝としている。
5日、世界耐久選手権(WEC)2019/2020シーズン第2戦の公式予選が富士スピードウェイで実施され、LMP1クラスのトヨタ勢が1-2位独占を果たした。ポールポジションは8号車「TS050 HYBRID」の中嶋一貴組が獲得。一貴は個人最速の1分24秒822をマークしている。
世界耐久選手権(WEC)の2019/2020シーズン第2戦「富士6時間」が4日、走行初日を迎えた。LMP1クラスのトヨタ8号車TS050(中嶋一貴組)が初日の2セッションともトップタイムをマークしている。
世界耐久選手権(WEC)2019/2020シーズンの開幕戦決勝レースが、現地1日に英国シルバーストンで実施された。LMP1クラスの「トヨタTS050 HYBRID」が1-2フィニッシュ、小林可夢偉らの7号車が優勝を飾っている。