日産ディーゼル工業は11日、上場企業として最後の決算となる2006年度の業績を発表した。前期は国内普通トラック需要が前々期並みに推移したものの、値引き競争が激化したため販売を抑制、減収減益となった。
日産ディーゼル工業の次期社長に内定した竹内覚専務は11日、仲村巌社長とともに記者会見し、スウェーデン・ボルボグループの中で「当社ならではの強みを発揮したい」と抱負を述べた。
日産ディーゼル工業は、4月27日付けで、同社の冨久尾隆顧問が親会社のボルボ(商用車)に出向する人事異動を発表した。
日本ボルボは20日、トラックやトラクタの『FH/FM』の故障診断装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。05年8月から06年8月までに輸入された217台が対象。
ボルボ(商用車)は、トラック用の新型ドアミラーを開発した。今年6月よりボルボ『FM』、『FH』、『FH16』などに搭載される。後方視界が改善されるだけでなく、前方の視界も改善される。
日産ディーゼル工業は、16日付けで組織改正を実施すると発表した。今回の組織改正では、内部監査室に「SOX担当」を新設する。
日産ディーゼル工業は、ボルボ社の日産ディーゼルの株式公開買い付け(TOB)で、出資比率が19%から96%になると発表した。TOBが成功したことから日産ディーゼルは東証から上場廃止となる。
15日開幕の「ジャパン インターナショナル ボートショー2007イン横浜」、ボルボのマリン子会社、ボルボ・ペンタは数多くのマリン関連商品を展示、そのなかで同社関係者が一押しということでPRしているのが、IPS(インボード・パフォーマンス・システム)と呼ばれる画期的なマリン推進システムだ。
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は、ボルボの完全子会社化になることについて同社のウェブサイト上でコメントを発表した。低いと批判されている公開買付価格については「公正妥当な価格であると判断しております」としている。
「スケールメリットの追求をグローバルにできる。われわれは過去10年間、それを追求し、適切なパートナーと手を組むことが重要だった」。ボルボのレイフ・ヨハンソンCEOは日産ディーゼル工業の完全子会社化についてこう述べた。
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は20日、同社がボルボの完全子会社になることについての記者会見で、「われわれの最大の望みは成長なんです」と強調した。
スウェーデンのボルボと日産ディーゼル工業は20日、東京の品川プリンスホテルでボルボのTOB(株式公開買い付け)のよる日産ディーゼル完全子会社化について記者会見を行った。
日産ディーゼル工業は、ボルボ(商用車)が日産ディーゼルを完全子会社化することから、期末の配当を無配にすることを取締役会で決議した。
スウェーデンのボルボは20日、日産ディーゼル工業に対して株式公開買い付け(TOB)を実施して、発行済みの全株を取得すると発表した。日産ディーゼルは同日の取締役会で、このTOBに賛同することを決議した。
日産自動車は23日、ボルボグループであるルノートラックS.A.Sへの、小型トラック『マキシティ』のOEM供給について、昨年2月に締結した基本合意書に基づいて最終的な合意に達したと発表した。