クルマからのインターネット接続は、すでにさまざまな製品が対応している。無線LANこそが三菱『iTディオン』ならではのネットワーク技術だ。IEEE802.11bを採用したことで、最大11Mbpsという高速通信が可能。車載のwebサーバーにダウンロードされた各種コンテンツを、携帯端末から閲覧できるなど、クルマがホットスポットとして機能する。
無線LANで懸念されるセキュリティにはWEPによる暗号化で対応している。無線の到達範囲は半径10mほど。無線LAN規格に関してはIEEE802.11bで確定ではなく、商品化される際にはその時点でベストなものが選ばれるとのこと。