三菱自動車が「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展」に出品した『iTディオン』では、インターネット接続を利用したサービスとして、遠隔地からドアロックなどの操作も提案している。それも携帯電話から専用のサーバーにアクセスし、それぞれのコマンドを選ぶだけという簡単さ。
展示車に実装されていたのはドアロックのオン/オフ、ドアミラー開閉のふたつだけだったが、ほかにもさまざまな操作が可能で、エンジンの始動/停止なども技術的には簡単に実現できるという。セキュリティでは動作のオン/オフだけでなく、ドアをこじ開けられるなどでセキュリティシステムが作動した場合にメールで通知するサービスも搭載している。
通常のセキュリティシステムに通信機能を上乗せさせる形なので、センサー類などはすべて共用になっている。