三菱自動車、PSAへのOEM供給で覚書に調印

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三菱自動車、PSAへのOEM供給で覚書に調印
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三菱自動車工業の西岡喬会長と仏PSAプジョーシトロエン・グループのジャン・マルタン・フォルツ会長は4日、東京で三菱製SUVのOEM供給に関する覚書に調印した。三菱が開発する次期『エアトレック』を年3万台の規模でPSAに供給する。

正式契約は今春に行い、供給開始は2007年。

PSAは「プジョー」「シトロエン」の両ブランドで欧州市場に投入し、商品不足を補う。三菱はPSAと日産自動車へのOEM供給を、再建計画の柱のひとつに位置づけている。

また日産へは軽商用車に次いで『ekワゴン』など軽乗用車2車種を、今年6月から月3000台の規模で追加供給する。

低迷する国内工場の稼働率を引き上げる狙いだが、国内軽販売への影響もあり、収益への貢献は限定的と見られる。

《池原照雄》

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