「オヤー! 大きなペットじゃないの!?」---東京モーターショー会場の西ホールと中央ホール間の「やすらぎのモール」にある東京電力の展示ブース。その前に足を止めると、かわいらしいクルマが部屋の中にすっぽり収納されているのでビックリする。
東電では環境にやさしい電気自動車(EV)の共同開発を自動車メーカーと進めているが、三菱自動車の『i MiEV』とスバルの『R1e』の2台の展示コーナーに加え、今回は「Swich! the design project 」をテーマに、“電気と暮らし”について、見て・聞いて・さわって納得できる「オール電化情報ステーション」を“新設”した。
「クルマもオール電化な暮らしの一部に」をリアルに表現するため、コンパクトサイズのEV『コムス』(トヨタ車体)のコンセプトカーを特設のモデルルーム内に“駐車”ならぬ収納している。家庭用電源で充電可能なEV車の実用化がさらに進めば、こんなライフスタイルも夢ではなさそうだ。