JR西日本が社会人採用者の初任給を大幅に見直し…年収で最大220万円程度のアップに

40~50歳代の採用実績もあるというJR西日本の中途採用。
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JR西日本は5月31日、社会人採用者の初任給を大幅にアップすると発表した。

同社では、変化に対応する力や変化を創出する力がある人材が求められるとして、社会人を対象とした中途採用者を通年で募集しているが、今後は「長期ビジョン 2032・中期経営計画 2025」に掲げるビジョンや戦略を実現していくため、多様な経験を持った人材を幅広く確保したいとしており、初任給の大幅引上げに踏み切ることになった。

2023年度の社会人採用は約550人を予定しており、初任給の水準は7月以降入社の場合、京阪神地区勤務・大卒・年収ベース(各種手当などを除く)で、社会人経験10年の場合が120万円程度アップの460万円程度~、同20年の場合が200万円程度アップの540万円程度~、同30年の場合が220万円アップの560万円程度~となる。従来はそのいずれも340万円程度~だった。

これらは鉄道業界以外の就業経験者が対象で、月15時間程度の残業手当や賞与4.2か月分(2023年度実績)が含まれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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