三菱自動車は7月24日、2023年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。販売台数は減少したものの、製品MIXの改善や円安効果で営業利益は前年同期比46.7%増の452億円の増益となった。
第1四半期のグローバル販売台数は前年同期比10.2%減の19万5000台。北米では『アウトランダー』シリーズを中心に販売が拡大。日本も市場の回復基調で販売台数を伸ばしたが、インフレ・高金利影響等による受動車需要減少で、重要市場のアセアンでは販売が伸び悩んだ。しかし、売上高は製品ミックスの改善などにより、同20.2%増の6358億円となった。