日産自動車の内田誠社長は5月9日の決算説明会で電気自動車(EV)の需要が世界的に鈍化傾向をみせていることについて「市場のスピードは若干変ってきている」としながらも、中期経営計画で掲げた電動化を含む「戦略は変えない」と強調した。
日産自動車は2023年度通期の営業利益を前年比51%増の5687億円と発表。2024年度見通しは営業利益6,000億円を見込む。自動車事業のフリーキャッシュフローは3230億円で、新経営計画「The Arc」に基づき成長を目指す方針。
カスタムカーが好きな人、カスタムカーを盛り上げたい人、募集! イードが運営する20ジャンルのウェブメディアは、事業開発やM&Aを通じて年々その数を増やしており、現在、オートモーティブ事業部にてメディアビジネスプロデューサーを募集している。
NOKとENEOSは新しい「自己潤滑ゴム」を共同開発し、摩擦を最大40%低減できることを実証。新素材は、低潤滑環境でも従来品と同等の密封性を持ち、EVなどに応用される見込み。
9日の日経平均株価は前日比128円39銭安の3万8073円98銭と続落。前日大幅下落したとあって自律反発狙いの買いが先行したが、長期金利の上昇を受け上値は限定的。引けにかけてマイナス圏に沈んだ。
自動車部品メーカーのボルグワーナーは、バッテリー電気自動車(BEV)向けに、業界初の「ディスコネクト機構付き電動トルクベクタリングシステム」=eTVD:Electric Torque Vectoring and Disconnectを市場に投入した。5月2日にボルグワーナーが発表した。
エンジニアリングシミュレーションソフトウェアを手がける米国企業Ansys(アンシス)が、AIを活用したバーチャルアシスタント「AnsysGPT」を発表した。
三菱自動車とPTT、アルン・プラス社と電動車事業で協業検討。タイのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環。四社の経験やリソースを活用し、タイの産業発展に貢献。
5月22日から24日まで開催の「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展する矢崎総業。注目の展示内容を紹介する。
公益社団法人自動車技術会は5月22日から24日までの3日間、横浜市のパシフィコ横浜においてて、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」を開催する。モビリティの未来を支える技術や知識を共有する場として位置づけられているイベントだ。
三菱自動車が成長ドライバーと位置づけているアセアンで苦戦している。“アセアンに強い三菱”と言われただけに、加藤隆雄社長も「これまでの三菱のブランド力を考えると、今のアセアンの状況は物足りない」と不満げだ。
フィスカーのオーストリア法人、フィスカー・オーストリアは5月7日、オーストリア倒産法に基づく自己管財による再建手続きの開始を自主的に申請した、と発表した。
トヨタ自動車が5月8日に発表した2024年3月期連結決算は、営業利益が前期比96.4%増の5兆3529億円と過去最高を更新し、日本企業としては初めて5兆円を超えた。しかし、会見に臨んだ佐藤恒治社長からはほとんど笑顔が見られられなかった。
トヨタ自動車が開いた2024年3月期決算の記者会見で、日本の企業として初めて連結営業利益が5兆円を突破した中で、就任2年目を迎えた佐藤恒治社長は「足場固め」という言葉を何度も繰り返していたのが印象的だった。
トヨタ自動車の2024年3月期連結業績は高収益のハイブリッド車(HV)の販売が好調だったことに円安効果も加わり売上高、各段階の利益とも過去最高を更新した。だが2025年3月期は次世代技術への開発や人材への投資を増やすことで一転して減益となる見通し。