高品質のクルマ作りで定評のあるアウディが、さらに一歩踏み出してスポーティな高級車として作り上げたのが今度の『A6』。アグレッシブなフロントデザインなどは、そのスポーティさを象徴するものだが、これまでのアウディとの違いがあまりにも大きく、違和感を拭えない。
なんつーかさ……。いいと思うけど、こういうクルマ(高級輸入セダン)を買う自分は完璧に想像できないし、あるいは親戚、知り合いにすら、ちょっとでも買いそうな人がいっさい存在しないのね。
パーソナルなパッセンジャーカーとしては「ナンボなんでも大き過ぎる」という印象。ライバル『Eクラス』と『5シリーズ』の「次のモデルチェンジまでを見据えて大型化した」というが、いったいドイツ勢はどこまでクルマを大きくすれば気がすむのか!?
開発責任者をつとめた齋藤政昭氏が「BMWの『5シリーズ』やメルセデスベンツの『Eクラス』、そしてアウディの『A6』がライバルだ」と断言する新しい『レジェンド』。齋藤氏は「強い魅力があればかならず受け入れてもらえるはず」という。
アマゾンの怪魚みたいな顔で存在感も倍増。でも下品に陥っていないのがアウディらしいところか。例によってシュルンとスマートにまとまり、余計なエアロパーツなしに200km/h以上のクルージングを可能にする造形力もさすがだ。
アウディはプレミアムセダンの新型『A6』を7月28日に日本発表した。フォルクスワーゲンを少し贅沢にしたクルマ、が長らくアウディのイメージであったが、『TT』の成功はアウディをプレミアムカーメーカーに押し上げた。
新型アウディ『A6』のカタログを見ていると、「エレクトロメカニカルパーキングブレーキ」という聞き慣れないアイテムを発見。このパーキングブレーキ、『A8』に続いてA6に採用された先進的なメカニズムなのだ。
新型アウディ『A6』には、初採用となる3.2リットルのFSIエンジンが搭載されている。このFSIシステムはルマン24時間耐久レースでアウディを4回もの優勝に導いたマシン、「R8」からのフィードバックだという。
28日に日本正式発表されたのは、『A6』のセダンモデルだけ。しかし、アウディといえば街でステーションワゴンの「アバント」を見かけることも多く、セダンだけでなくアバントのデビューもかなり気になるところ……。
28日に発表された新型アウディ『A6』。外観デザインを担当したアウディのシニアデザイナー、和田智氏は、運命的なものを感じながらデザインに取り組んだ、とプレゼンテーションで述べた。
アウディはデザインに強いこだわりを持つメーカー。新型『A6』(28日日本発表)、実はデザインを担当したのは日本人。アウディAGシニアデザイナーの和田智さんだ。
28日、新型アウディ『A6』が日本発表。発表会場は東京都港区の増上寺、めずらしい発表会場だ。東京タワーの足下にある名刹というロケーションが、先進と伝統とを融合した新型A6のキャラクターに合っている……。
アウディジャパンは、7年振りにフルモデルチェンジを受けた新型『A6』を発表、同日より予約受付を開始し、9月上旬よりデリバリーを開始する。新型A6は、プレミアムサルーンで最も進化したモデルとして登場する。
アウディは、アメリカ国内で販売された17万3000台の『A6』モデルのリコールを発表。これは、NHTSAに対し、「アウディA6が特に寒い気候で突然加速することがある」というユーザーからの指摘があり、NHTSAが調査に乗り出したことに端を発する。
ミシュランは、新型アウディ『A6』向けにミシュランPAXシステムの供給を開始したと発表した。ミシュランPAXシステムのアウディ車の採用は『A8』、2003年モデルA6に続いて3モデル目となる。