東京モーターショー会場の幕張メッセがある千葉市美浜区の臨海副都心。この地区に本社のあるBMWジャパンから、同じくこの地区のマリンスタジアムを本拠にするプロ野球ロッテ・マリーンズのボビー・バレンタイン監督に、BMW『5シリーズ』が貸与された。
4年半走りを磨き上げたというのが信じられない実力の低さ。申し訳ないがベンチマークとして名前を挙げたメルセデス・ベンツE320にもBMW5シリーズにも到底及ばない。
BMWは18日、ドイツのハノーバーで開催中の国際見本市CeBITにおいて、車載インターネット端末およびサービスの「BMWオンライン」を『5シリーズ』『6シリーズ』でも設定すると発表した。
BMWは『コンセプトM5』を発表する。その名の通り、『5シリーズ』の高性能バージョン「M5」の予告だ。「ハイスピードで成長するメーカーの、ハイスピード・カー」と、BMWは表現する。
BMWは3月2日から始まるジュネーブモーターショーで、3世代目となる新型『5シリーズツーリング』(ワゴン)を発表する。より速く、より経済的に、そしてより実用的なBMWだ。
ドイツBMWグループは、BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの乗用車販売台数が110万4916台で、前年比4.5%増となったと発表した。ドル安ユーロ高の影響で収入はマイナスだったが、BMW『5シリーズ』などの新型車が好調で新車販売は伸びた。
日本自動車輸入組合が発表した12月の車名別輸入車新規登録台数によると、トップはBMWだった。BMWが月間トップとなったのは5年6カ月ぶり。新型『5シリーズ』の販売が好調だったほか、販売キャンペーンなどが奏功した。
最近のBMW新型車を思い浮かべてほしい。『7シリーズ』『5シリーズ』『Z4』『6シリーズ』……。思い切ったデザイン展開で新型車登場の度に話題となる。しかしBMWとしてデザインの軸はぶれていない。この軸を握り、回しているのがクリス・バングル本部長だ。エンリコ・フミア氏が率直な質問をぶつける。
BMWは、本当に走りにこだわるメーカーなのだと、この5シリーズに乗ると感じるものだ……。