新型日産『シルフィ』は、グローバルセダンという位置づけのモデルである。そのことから、デザインコンセプトを本格的なセダンとし、競合他車に負けないデザインになったという。
日産自動車は12月5日より、新型『シルフィ』の発売を開始した。そのコンセプトは、“上質とくつろぎの本格派ジャストサイズセダン”だという。
日産自動車から発売された新型『シルフィ』のアピールポイントは、 “セダン本来の美しさを追求したデザイン”と、“クラスを超えた快適性”の大きく2つ。
日産自動車は12月5日、グローバルセダン『シルフィ』をフルモデルチェンジ。同日より発売を開始した。
日産自動車が12月5日発売した新型『シルフィ』は先代モデルに比べて全幅を65mm拡大し1760mmとする一方で、最小回転半径は5.2mと逆に0.1m小回りになっている。
「当時、私も510型のブルーバードSSSにあこがれて日産に入社した」と明かす日産自動車の志賀俊之COO。1959年の誕生以来、日本の高度成長期のマイカーブームをけん引してきた日産の小型セダン「ブルーバード」の車名が消えた。
日産自動車の志賀俊之COOは12月5日に国内で発売した新型『シルフィ』について、全世界で年間50万台販売する目標を明らかにした。
3代目で車名を『シルフィ』に刷新した新型車は、追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産している。モデルサイクル平均での国内販売は月600台という少量生産だ。生産が先行したタイと中国の現地工場からの大胆な部品導入で、「国産」を維持した。
日産自動車の志賀俊之COOは12月5日の『シルフィ』の発表会見で、中国での販売状況について「小売りベースの販売が戻るには厳しい状況だ。まだまだ慎重に見る必要がある」と述べ、本格回復にはなお時間を要すとの見方を示した。
シルフィの初代は2000年に『ブルーバードシルフィ』として登場、今回の全面改良で3代目となったのを機に『シルフィ』に”改名”した。志賀俊之COOは「ブランドが定着したことを踏まえ、モデル名を『シルフィ』にした」と述べた。
日産自動車が12月5日発売した新型『シルフィ』は日本市場向けだけを追浜工場で生産する。しかも月販はわずか600台だが、日産の志賀俊之COOは「アジアを取り込んだ日本のものづくりの残し方のひとつのパターンになる」と強調する。
日産自動車は、『シルフィ』をフルモデルチェンジし、12月5日より発売した。
日産自動車は10月5日、新型『ラティオ』を発表した。同日行われた発表会見の席で、同社の片桐隆夫副社長は国内における新型『シルフィ』のフルモデルチェンジが、2012年末に予定されていることを明かした。
日産自動車は8月30日、タイにおいて、新型『シルフィ』を発売した。
日産自動車は8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12において、新型『アルメーラ』を初公開した。