三菱自動車は、『デリカ・スペースギア』の後継車で、来年初めに国内投入を計画しているワンボックスタイプの新型ミニバンの車名を、『デリカD:5』(デリカディーファイブ)に決定したと発表した。
来年2月に誕生する5代目デリカ。東京モーターショーで『D:5』というコンセプトモデルが公開されたが、市販モデルでは、4WDと2WDの2ボディで、『アルファード』や『エスティマ』に対抗するため、大きな変化があるという。ショーモデルからどこがどう変わるか? 渾身のスクープ特集だ。
東京モーターショーに出展された三菱自動車の『デリカ』予告コンセプト、『D:5』のデザインについて、三菱自動車デザイン本部東京デザインスタジオの加藤周司さんは「コンセプトは『超高機動』です」と語る。
次期『デリカ』のケーススタディモデルとされているのが三菱『D:5』だ。スペースを最大限に活用するため、キャビンをスクエア形状にしている。この“スクエア”はこのクルマのデザインテーマでもある。
思い切った角形ボディ、大径ホイールなどが目を引くミニバンのコンセプトモデル、三菱『Concept・D:5』。車名の由来は同社のワンボックスワゴン『デリカ』の5世代目モデル。コンセプトは“新4WDモノボックス”。