トヨタがトランペットも吹奏する「パートナーロボット」を初公開した。張冨士夫社長は「2年半前に本格的な開発に着手。将来的には工場の無人化などいろいろなことに役立てたい」と述べ、事業化に意欲を表明した。
トヨタが11日に発表した「トヨタ・パートナーロボット」、スタイリングは細く軽さを感じさせ、ロボットという言葉が連想させる圧迫感は感じない。頭部には葉っぱの様なグリーンのパーツが装備され優しささえ感じさせる。
「パートナーロボット」の発表で11日記者会見したトヨタ自動車の白水宏典副社長は、今回公開した2足歩行ロボットについては「すべて(ホンダの特許を)クリアしている」と自主技術を強調した。
トヨタ自動車の白水宏典副社長は、11日東京で公開した「パートナーロボット」の名前について、「いずれは募集したい」と述べ、来年3月の「愛・地球博」のデビューまでには愛称を決めたいとの考えを示した。
トヨタが発表した『トヨタ・パートナーロボット』には、いくつかの特長がある。11日の発表会ではその一端が楽器演奏という形で公開された。ロボットがトランペットを見事に演奏している。
トヨタは11日、人間の活動をサポートする『トヨタ・パートナーロボット』の開発を行っていること発表した。2005年に開催される愛知万博(愛・地球博)でトヨタグループ・パビリオンでのエンタテイメントとして一般に公開される予定だ。