豊田自動織機は4月26日、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の連結決算を発表した。
車両組立事業はトヨタ『RAV4』の国内向けが減少したものの、海外向けが増加したことにより、売上高は前年度比21%増の1008億円となった。エンジン事業は、ディーゼルエンジンは減少したものの、ガソリンエンジンが増加したことにより、同3%増の3308億円。カーエアコン用コンプレッサーは、主に中国で減少したものの、北米や欧州などで増加したことにより、同8%増の4661億円となった。電子機器ほかについては、電池やDC-DCコンバーターなどが増加したことにより、同62%増の1985億円。
産業車両事業は、主力のフォークリフトトラックが主に日本で減少したものの、北米や欧州で増加したことにより、同13%増の2兆5872億円となった。繊維機械は、市場は主力のインドを含むアジアで堅調に推移し、織機や紡機が増加したことにより、同11%増の933億円。