トヨタ自動車は、5日の9月中間決算発表の席上、今年度北米販売が212万台と初めて200万台を突破する見通しを明らかにした。前期実績は198万2000台だった。
トヨタが初めて東京に設けたレクサスブースに置かれる『LF-S』(LEXUS Future-Sedan)と名付けられたビッグセダンは、全長4.91m、全幅1.895mと堂々としたサイズ。搭載するパワーユニットは、V型8気筒エンジン+交流モーターによるハイブリッド。
V型8気筒、排気量4.3リットルという大きなエンジンを搭載するSUV、『LF-X』。レクサス(トヨタ)からも高級大型SUVジャンルへの殴り込み。
モーターショーのトヨタブースには、8台のコンセプトカー(うち2台はレクサス・ブランド)が展示される。ブース全体を見渡すと、やはり「環境」に対して、巨大自動車メーカーとしてどう対応していくかというメッセージを発信しているというイメージが強い。
トヨタ自動車は、カナダのオンタリオ州にあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・オブ・カナダ(TMMC)で、26日(日本時間27日)からレクサス『RX330』(日本名『ハリアー』)の生産を開始する。トヨタが海外で、レクサスを生産するのは初めて。
自動車の購入満足度調査といえばJ.D.パワー社によるものが有名だが、同様の調査を行っている会社は数多く存在する。そのひとつ、オートパシフィック社による2002年度の顧客満足度調査の結果が発表された。
トヨタが17日発表した新型『ハリアー』は、北米ではレクサス店の『RX330』として近く現地でも発売される。当面は日本からの輸出となるが、トヨタは今年秋からカナダ工場での生産も行う方針を決めた。『LS430』(日本名セルシオ)をはじめ、高付加価値車で構成されるレクサス店の車種としては初の現地生産となる。
デトロイトショーで発表された新型SUVのレクサス『RX330』=日本名トヨタ『ハリアー』はトヨタのカナダ工場で生産される。レクサスが日本以外の工場で生産されるのはこれが初めてだ。カナダ工場従業員は2年前から日本の九州工場で研修して、今回のレクサス車生産開始に備えたという。
レクサスは高級SUVの『RX330』をフルモデルチェンジ、デトロイトショーで発表した。日本名はトヨタ『ハリアー』、日本より先に北米で発表された。前席のニー(ひざ)エアバッグや、方向可変式のヘッドライトなどがいち早く導入される。
トヨタ自動車はデトロイトショーで、今年春から北米で販売する新型レクサス『RX330』(日本名トヨタ『ハリアー』)を出品した。ハリアーは、北米市場で売れ筋の高級SUVとして人気を集めており、トヨタにとってはドル箱。このためか、初登場はデトロイトとなった。
このところ『ミニ・クーパー』などの小型モデルも加わってアメリカでは販売好調のBMWグループだが、その狙いはアメリカのラグジュアリーカー市場でのトップの座だという。新型車を次々投入することにより、この計画は充分実現の範囲にある、としている。
JDパワーアンドアソシエイツが行う顧客のディーラーに対する満足度調査で、サターンがトップとなった。この調査が始まった1986年以来、ラグジュアリークラスではないメーカーがトップになるのは初めてのこと。ずっとトップを走り続けてきたレクサスは、今回日産インフィニティの下となり3位だった。