かつてクライスラーのデザイン部門を引っ張り、引退したかと思ったら今度はGMからの熱烈なラブコールを受けて再び現役したボブ・ルッツ氏。「デザインの神様」とまで言われる、そのルッツ氏の講演で102年目のニューヨーク・オートショーは始まった。
レクサス・マークのこの変なクルマは何だ? なんと2054年型の高性能2シーター・パーソナル・スポーツカーである。6月に全米で公開予定の20世紀フォックス/スピルバーグ作品映画『マイノリティ・レポート』に出てくるモデルだ。
トヨタの高級チャンネル、レクサスに加わるSUV。『RX300』(日本名トヨタ『ハリアー』)と『LX470』(日本名トヨタ『ランドクルーザー100』)との中間の車格だが、エンジンはランクル100と同じ4.7リットルのV8を搭載する。来年1月に発売の予定。
日産『クエスト』(コンセプト)--- 2004年に投入されるクエストは、全く新しいコンセプトのミニバンとなる。従来のミニバンのイメージを離れ、リアにはパワーゲートを搭載。
フォードのラグジュアリー部門統一のニュースなどでこのところ注目を集めるラグジュアリーカーだが、アメリカではどのメーカーのものがトップセールスなのか。
アメリカの市場調査会社であるJDパワーは15日、今年度の自動車耐久性番付を明らかにした。100台あたりの故障件数が最も少なかったのは、レクサス(トヨタ)で、2位にはインフィニティ(日産)がランクインするなど、日本車の優位性が目立った。
トヨタの高級車部門だが、アメリカでのイメージとはちがって、ヨーロッパではそれに「スポーティ」というキーワードが加わる。人の出入りを見ていると、『IS300』(日本名『アルテッツァ』)が一番人気。やっぱり、この国ではFRスポーツセダンがウケるのだろう。