遅い動きで沖縄や西日本などにしばらく滞留していた台風6号や東海道・山陽新幹線を長時間ストップさせた台風7号の影響などで、お盆期間中の交通手段は大混乱したが、それでも全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)の国内線はコロナ禍前の9割超の水準に達する回復ぶりだったという。
きょうの日経などが報じているが、国内航空11社が発表したお盆期間(8月10~20日)の国内線旅客数は前年同期比15%増の385万人。
このうち、JALの国内線旅客数は台風6号・7号の影響でキャンセルが相次いだものの、13%増の125万人。また、ANAと格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションのANAHDグループ2社の国内線旅客数は19%増の182万人となり、コロナ前の19年同期比で98%の水準まで回復したという。
一方、国際線旅客数は8社合計で57万人と前年の同じ時期に比べると倍増。JALの国際線旅客数は64%増の21万人。ANAも23万人と87%増と好調。しかも日本発に限ると2.7倍に増え、19年同期比で5割超まで回復したそうだ。渡航先別ではハワイ行きが前年同期比3.3倍、ソウル・バンコク線などアジア方面も2.6倍と「レジャー需要の回復が鮮明となった」(ANA)とも伝えている。
2023年8月22日付
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