『C3』のライバルとなるプジョー『206』、フォルクスワーゲン『ポロ』、オペル『ヴィータ』、ルノー『ルーテシア』と比べても、モデルの内容を考えれば充分に競争力のある価格である。
『C3』のデザインソースはかつてシトロエンが送り出した大衆車の傑作『2CV』にあるかもしれない。最大の特徴はアーチ状のルーフライン。このラインにあわせてウエストラインもアーチ状にデザインされ、ボリューム感あふれるフォルムを形成している。
『C3』のシャシーは完全新設計の「プラットフォーム1」。これは今後、プジョーの同セグメントの新型車にも使用される予定で、PSAプジョー・シトロエングループにとってきわめて重要な意味を持つもの。
シトロエンとプジョーは同じ「PSA」グループの一員であり、『C3』と『206』のエンジンは基本的に同じものだ。トランスミッションで差別化が図られた格好で、1.4リットルモデルにはティップシフト付き“トルコン”4ATが、1.6リットルモデルには「センソドライブ」が組み合わされた。
シトロエンジャポンは20日、新型スモールカー『C3』を日本発表した。C3は2001年のフランクフルトショー、東京モーターショーなどに参考出品され、今年4月からヨーロッパで発売されているが、日本でもそれとほとんど変わらない形でデビューすることとなった。
「軍隊は胃袋で進軍する」と言ったのはナポレオンだったか。軍隊ではないがWRC(世界ラリー選手権)シトロエン・チームは、食事のケータリングサービスに、ミシュランガイド★ひとつ獲得のビバーク・チームサービスと契約している。
シトロエンがスモールカー市場に送る過激な提案が『C3プリュリエル』だ。サルーンからピックアップまで変身する、4人乗り2ドア多目的カーだ。「市場」というからにはショーカーではない。日本にも導入間近な『C3』をベースにした、量産型である。
シトロエンのデザイナーに与えられたブリーフィングは単純明快だった。技術的に進歩した2+2クーペをデザインせよ。スポーティな外観と、軽快で明るく広い室内であること。それが『Cエアドリーム』コンセプトだ。
シトロエン・ジャポンは9月1日から、シトロエン『クサラ1.6』、シトロエン『クサラ・ブレーク1.6』の価格を引き下げを実施すると発表した。
1:S. ローブ(シトロエン・クサラWRC)/2:R. バーンズ(プジョー206WRC)/3:M. グロンホルム(プジョー206WRC)/4:C. マクレー(フォード・フォーカスWRC)/5:C. サインツ(フォード・フォーカスWRC)/6:B. ティリー(プジョー206WRC)
PSA(プジョー・シトロエングループ)とBMWは、新しい小型ガソリン乗用車を共同開発することで合意したと発表した。次期『ミニ』は共同開発車となる。
WRC第8戦サファリラリーは14日、最終・第3レグ、総走行距離681.52km(CS263.152km)を行い、ナイロビにゴール。ラリーはマクレー(フォード)がアクロポリスラリーに続き連勝、彼自身のサファリ3勝目とWRC通算25勝の最多勝利を飾った。
シトロエン・ジャポンは、シトロエンが参戦しているWRC(世界ラリー選手権)などのモータースポーツ活動にちなんだ「シトロエン・スポール・コレクション」を7月末から発売する。
世界ラリー選手権(WRC)第7戦のアクロポリスラリーは16日、アテネ西約200kmのイテアにゴールし、フォード・フォーカスのコリン・マクレーが今季初の優勝。マクレーはこれでアクロポリスラリー3連勝、5度目の優勝、さらにサインツ、トミー・マキネンと並ぶWRC最多24勝を記録した。