もう10年以上前の昔のことだが、当時EV(電気自動車)開発には消極的だった大手自動車メーカーの首脳が「クルマも白物家電のように秋葉原(家電量販店)で売る時代が来るかもしれない」と、危機感を抱きながら将来を予測していたことを思い出す。
「内田社長、評判悪いよ」……。株価の低迷などで苛立つ株主からは、こんな罵声も飛び交った日産自動車の定時株主総会だったが、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)らの取締役選任案など会社側が提案した2つの議案が承認された。
われわれのようなフリーランスや非正規社員には無縁の話だが、すでに夏のボーナス(賞与)が支給された企業も少なくないようで、正規雇用のサラリーマンは他人の懐具合が気になる季節でもある。
「なぜEVに出遅れたのか」---。あまりにもストレートすぎるタイトルだが、きょうの日経がオピニオン面の「核心」のテーマに「日本車の『不都合な真実』」を取り上げて、日本車苦戦の理由と挽回のカギを探った興味深いレポートを載せている。
6月16~22日に掲載された新聞ウォッチに関する記事を時系列順にご紹介します。今週は、物流業回大手の日本郵政とヤマトの協業に関するニュースから、日産自動車の軽EV『サクラ』の累計販売台数が4万代規模に達したニュースまで、様々な記事がありました。
注目を集めていた石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングス(HD)の株主総会で、「モノ言う株主」と呼ばれている大株主の旧村上ファンド系投資会社「シティインデックスイレブンス」に対抗する買収防衛策が可決された。
EVレースの最高峰「フォーミュラE世界選手権」が、2024年3月に東京で開催されるそうだ。国際自動車連盟(FIA)の総会で正式決定したのを受けて、東京都が発表したもので、きょうの各紙も「『EVのF1』国内で初開催」などと取り上げている。
株主総会の話題が連日、紙面を賑わしているが、石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングスと、大株主の旧村上ファンド系投資会社「シティインデックスイレブンス」との対立が激化。あす(6月22日)開催のコスモの定時株主総会の行方が改めて注目を浴びている。
トラック運転手不足が懸念される「物流の2024年問題」やコスト上昇に対応するためには、競合する物流業界大手のライバル同士でも、お互いに手を組んで危機を乗り越えるしかないようだ。
6月13~16日の期間の新聞ウォッチに関する記事です。よく読まれたのは「東京湾アクアラインも変動料金導入」や株主総会での「豊田会長の再選『反対』」など。6月12日は休刊日でした。
きょうは何の日? 例えば、6月10日が「時の記念日」のように、日本で初めて時の知らせが行われたことを記念して制定された日もあれば、単なる曜日の語呂合わせなどで記念日が決まることも少なくない。
豊田章男会長の選任反対や気候変動問題への対応強化を求めて18年ぶりに株主提案が出されるなど、注目を浴びていたトヨタ自動車の株主総会。
神奈川県の川崎市と千葉県の木更津市を海底トンネルと海に浮かぶ橋で結ぶ全長15.1kmの東京湾アクアラインの通行料金が見直されそうだという。
うっとうしい梅雨空が続く6月も半ばに入り、3月期決算企業の定時株主総会が、いよいよ本格的なシーズンを迎えるが、「物言う株主」(アクティビスト)などからの株主提案が過去最多となる見通しだという。